「朝イチ湘南車検にゃう。」の話

検査機器のないウチが何とか車検に合格出来るのは、車検場の近所にある《予備車検場》のおかげです。
ブレーキの制動力から始まり、スピードメーターテスト、サイドスリップ、ライト光量光軸テストと
本番の検査ラインと同じ検査をやってくれます。特にライトの光軸は毎度毎度助かってますね(^_^)

DSC01889s.jpg

実は予備車検場行けば、車検に合格しちゃうことは意外と簡単です。
但し、大事なのは合格不合格に関係ない「潜んでる不具合を見つけること」です。
今でも「車検出したのに壊れちゃって…」という声をよく聞きますが、
車検合格と整備は別物ですからね。合格したって不具合があれば壊れますから(笑)

これからも愛情いっぱいの《朝イチ車検》頑張ります(^-^)/

 

キリキリ

修理いろいろ~5/10

連休明けてもバタバタガッティーナです。

ひとつひとつ丁寧に説明できないので
作業風景だけ簡単にUPするスタイルでしばらくいきますね~


DSCF7003.JPG
ゴルフ1のエンジンルームの美装にゃう。
ラジエターファンシェラウドやタペットカバーを耐熱塗装していきます。


DSCF7004.JPG
パンダセレクタのミッションマウントブラケット破損の巻。
このトラブル最近多いなぁ。。。


DSCF7007.JPG
A112アバルト、サビサビエアクリーナーケース仕上げちう。
まだまだやることいっぱい。


DSCF7006.JPG
600のダイナモO/H
ベルト選定に少し苦戦ちう~

 

これからもチョコチョコUPを心がけていきますね!

 

GATTINA

 

 

 

 

青森からパンダ

先日、青森から修理依頼のパンダ4×4が到着しました。
99年の新しいパンダでしたが、走行距離は15万キロ越えています。

DSC05421s.jpg

修理依頼内容はともかく、乗ってすぐ気が付いた点は以下の通りでした。

ミッションからのノイズ
パワーが無い
アイドリングが不安定
段差でリアから異音
アクセルON/OFFでのギクシャク感

エンジンルームをみても何の問題もなさそうな綺麗な車に見えますが、
オイルレベルゲージを抜いてみると。。。
あら~~オイルが白濁しています。
ヘッドガスケット抜けですね(泣
オーバーヒートでもしたんでしょうか?

DSC05420s.jpg   DSC05426s.jpg

Iさま、時間は掛かると思いますが、じっくり点検していこうと思います。
今しばらくお待ち下さいね!

GATTINA

 

メガーヌクーペ16Vのマフラー

メガーヌの純正のマフラーが中で「ガラガラゴロゴロ」いってたので
純正形状も含め見つかったマフラーは、スーパースプリントマグナムマフラーだけ。
付くかどうかわかんないよ」と部品屋から言われてたので不安でしたが、
少し苦労したけどなんとか無事に付きました~♪

DSC05140s.jpg   DSC05138.JPG

ぜんぜんうるさくないよ(笑)

 

GATTINA

ボルボ240整備

エンジンルームから異音がするので点検すると、ベルトから音が。
ただベルトが多すぎてどれが鳴ってるのか分からず全部交換(T . T)

DSC05118s.jpg

調子ヨシ子。

 

GATTINA

フィアット600D充電不良の巻

この1週間、インフルエンザの為、ダウン中でございました。
本日からほぼ復活でございます!

さっそく朝一番でNさんの600がメーター内の充電不良を告げる警告灯が点灯したというので緊急入庫。
Sメカが本体をバラすと、ブラシが完全消耗してました。
これじゃ充電しなくなるわな。

DSC03796s.jpg

合いそうなブラシをパンダのセルモーターから取り外し、そして移植。

DSC03803s.jpg

しばらくは大丈夫そうだから、Nさんコレで乗っててくださいな(笑

 

GATTINA

ランチアフラビアの謎

少し整備ネタ。

DSC07215.JPG

Sさまのフラビアのブレーキフルードが減る。
でも路面にはどこにも漏れた後が無い。
取り合えず足して様子見ると、数日後また減る。
エアーが入り込んでるのか??謎だ。

それの繰り返しだったが、もうアレしか原因がないだろうとバラしてみると。。。

DSC07207.JPG

やっぱり。。。
マスターバックの中に、たぷたぷにブレーキフルードが溜まってました(泣)

さーて部品が見つかるかニャ。。。

 

GATTINA

パンダのスロットルボディ

徳島のI様に納車予定のパンダホビーもまもなく整備完了のハズでしたが、
土壇場でつまづきました。
アイドリングが不安定になる症状が時々現れて、
問題なさそうな感じもしたんですが、テスターにあてるとどうもスロットル不良のフォルトコードが(泣

並行物のパンダホビーはD車の1100CLXなどと違い、燃料噴射システムはマルチポイント式です。
スロットルボディもまったく互換性もなく、国内に部品もなく、本国から入手することに。

DSC03054s.jpg
交換した部品。高そうでしょ(笑

正直、何処がおかしくてそういう症状になったんでしょうが、
スロットルボディに刺さってるセンサー類は基本的に外すことが出来ませんし、部品の供給もありませんでした。
時間も少なかったんで、今回はやむなくスロットルボディASSY交換しました。

初期化も終わって調子ヨシ子ちゃん♪

I様、もうしばらくお待ちくださいませ!

 

GATTINA

修理の話

朝晩がめっきり寒くなり、整備がきつい季節になってきました。
ただ、僕の場合は手袋してしまうと手の感触が変わってしまうので
ほとんどの仕事を「素手」でやります。
でもその割には手が荒れないのが自慢です(笑)

最近の多い修理ベスト3

1、156、パンダなどのタンクユニットからのガソリン漏れ
2、ライトが点かない等の接触不良
3、旧車全般の冷却水漏れ

といったところでしょうか。
特にタンクユニットからのガソリン漏れは考えられないところから漏れてきます。
製品の精度の問題なんでしょうが、国産ではありえない故障で本来ならリコールがあってもいいと思います。

DSC00940s.jpg

ライト、ウインカー、そしてスイッチ類の灯火不良は、
基盤やカプラーなどの接触不良や経年劣化で起きますが、
どっちにせよマイナスアース不良により電気の流れが悪くなることで起きるので、
そのあたりの普段からの点検整備が必要となります。

DSC00855s.jpg

冷却水漏れに関しては、ほとんどのケースがラジエター本体からで
サイドタンクがプラスティック製になってからの車は
かなり頻繁に起こりますね。
特にパンダのラジエター液漏れ率はかなり高いです。
対策はこまめな交換ですが、それでも漏れるときは漏れます(泣)


あ、新入庫車をサラッとご紹介~

89年パンダ1000CL→現在板金中~ 車検は取ったばかりです♪
98年カングー左ハン5速→車検取ったばかり~ ボロいですが。。。
昭和63年アルトスライドスリム→車検長い。売りたくないくらいの希少車です(笑)

DSC01543s.jpg   DSC02677s.jpg   DSC02722s.jpg

詳細は車選び.comをご覧下さい。

 

みなさま風邪など引かぬよう注意してくださいね!

 

GATTINA

故障vsオレ

古い車売ってる立場でいうのもなんですが、車の故障が大嫌いです。
自分の車が故障するのはもちろんのこと、お客様の車が壊れると胸が痛くなります。
だから壊れないように出来る限り直してから納車するわけです。

それでも車は壊れます。

ウチで販売する車は高くても安くても「保証」は付いていません。
怖くて保証なんか付けられません。

古い車やってるから壊れるんだ。。。

なんて言われそうですが、僕は新しい車のほうが意味不明の故障が多く、
余計に保証など付けられないと思ってます。

 

お客様の車が壊れれば、それを直さなければいけません。
ちょちょいって直せるような簡単なことなら
修理代を請求するにもこちらが負担するにしてもお客様とはトラブルこともありません。

でも部品代も工賃も大きく掛かってしまう故障に見舞われたときは
その修理代の請求に対してトラブルになることがあります。

こないだ納車してもらったばっかりなのにお金払うんですか!?

前話してた見積もりより高いじゃないですかっ!!

そんなやりとりが嫌だから、すぐに壊れないようにと直すわけなのに壊れちゃうんですよね(泣)

 

DSC00693s.jpg

先日、販売して1年ちょっとのある車のオートマの不調修理をしてたんですが、
本来ならバルブボディASSYで交換して15万円以内、
ソレノイドのシール交換なら7万円以内では直るでしょう。。。と伝えた上で、

ATのすべりの可能性もあるので、そうするとAT本体を交換しなきゃいけない可能性もあります

と伝えたところ、「わかんねーから任せるよ」と言われ、
直る可能性に掛けて、お客さんの懐に一番負担の軽いソレノイドのシール交換で対応してみたんですが結果でず(泣)
んで、「やっぱりオートマASSYで交換しないとだめみたいです。。。」と伝えると、

話が違うじゃねーか!」 お客さんに怒られましたわ。

直らない可能性もありますよって伝えたじゃないですか!」って言ったところで後の祭り。
見積もり通りにいかなければこちらの負け。

修理って手を付けてみないと、「どのくらいの金額が掛かるか?」ってわからないときが多いんです。
もしくはしらみつぶし的にいろいろ部品を換えていかなきゃならない場合もあります。

ま、こっちが修理の精度を上げて、また、正しい見積もりが出来るように経験を積んでいくしかないんですが、
こーゆーやりとりは本当にストレスが溜まります(泣)

 

最後に捨てゼリフを。

壊れない車に仕立てるには、基本的に販売価格に大きくプラスする事前整備代が必要だよ!
また、安い車には落とし穴があることもお忘れなく(笑)
そしてウチの販売車は全て「保証無し」なのをご理解くださいませ!

P1030400 - コピー.JPG

あ~~今日も愚痴ってしまった(泣)

 

キリキリ