2014年3月 – 猫路地倶楽部

「いいもの」って？

車に限らず、「いいもの」ってどんなものだろう？

それって人それぞれでしょうね。

ちなみに僕は「使いやすい」「デザインがよい」「ありふれてない」

この3つがポイントですね。

それが満たしていれば、ブランド品でも高級品でも欲しくなるわけで

もちろん安価なものであれば超ウエルカムです。

大事なことは「いいもの」を見極める能力を備えること。

それには「ブランド品」「高級品」を見ることが必要でしょう。

何で高いのか？何で人気があるのか？必ず理由があるはずなんです。

僕は「美しいものに安いものはない」と良く感じます。

逆に「高いからといって美しいと限らない」ワケでして。。。

つまり全ての高級品が「いいもの」「美しいもの」とは限らないということです。

その辺りを見極めるにはセンスのよい諸先輩方から学んでいくしかないでしょう。

そんな偉そうなこと言う僕自身も日々勉強中です。

ちなみに僕は「食わず嫌い」ではなくて「何でも経験する」ことを意識しています。

世の中にはいっぱいの「いいもの」潜んでるはず。

それを見た目の判断だけで消去しちゃうのはもったいないことですからね(^o^)/

キリキリ

パンダ祭り

3月って車屋にとっては忙しい月です。
というのは、4月から新たな自動車税が発生するので
それまでに名変や抹消登録などを済まそう！というお客様が増えるからです。

ただガッティーナはそれほど車を売るわけでもないし、
3月とは言っても毎年それほど忙しくはありませんでした。
ただ今年は違った！別に車が大売れしてるわけじゃございませんよ。
車検がものすごく多いのです。それもパンダばっかり（笑

こんなこと言うと意外かも知れませんが、ウチはパンダ専門店じゃありません！
欧州車から日本車まで扱う「よろずや」的な中古車屋です。
なんで今年のこの時期にパンダの車検が集中しちゃったんでしょう？

謎です・・・

ちなみにパンダ以外にも屋内の展示場は修理待ちの車で満杯状態。。。
新入庫車も数台あるんですが、仕上げに手が回らないです(T ^ T)

えーと、仕上げ中の車は、（広告にUPしてない車）
パンダ4×4、ウノターボ、A112アバルト、ボルボ240ワゴンなどなどです。

時間が出来しだい、随時紹介していきます！

GATTINA

調子に乗ってひとりごと。。。

中古車屋の意義。中古車屋ってなんだろう？
最近、同業者からの悩みが多い。

「オレら中古車屋って必要なのか？」

中古車屋って簡単に言えば、

「中古の車を仕入れてお客さんに売って利益出すお店」

のこと。

インターネットなどがない時代は車雑誌の広告見て中古車屋で買うか、個人売買欄から見つけて買うかのどっちかだった。
今はどうだろう？ヤフオクを中心とした一般の人が、まるで中古車屋のように多数の車を取引している。
そして価格も安い。それじゃプロの中古車屋の車が売れないワケだ。

彼らは素人を武器に売りっぱなしが基本。
必ずヤフオクのコメント欄には「ノークレームノーリターンがお約束できる人へ」みたいなことが書いてある。
楽でいいねぇ〜(笑)
彼らは他に本業があり、ヤフオクで車を売って生計を立ててるわけじゃないだろう。
ただ俺らは違う。車を売って儲けて、それで生計を立てなければ行けない。命掛けなのだ。
お客様から信頼を得るためには「他所より安く程度良く」そして「壊れない車」をいつも意識しなきゃいけない。
難しいよ、大変だよ。

大抵のお客さんは夢を見る。「安くて掘り出しもんみーつけた！」って。
安いものにはワケがあるんだよ(笑)
(あっ！中古車屋の安物物件にも大抵は罠が潜んでいると思ってください^o^)

昔の雑誌の個人売買には本当に掘り出し物があった。中古車屋より安く、程度が良かったりした。
でも今はまずない。コメントではいいこと書いてあっても、何もしてないボロが多いのだ。

不真面目な中古車屋もまだまだあるけど、
本当に車を愛し、お客様のことを考えてる中古車屋もまだまだあることを分かって欲しい。

あ〜〜また愚痴書いちゃった（≧∇≦）

キリキリ

ひとりモーニングクルーズin龍口寺

代車から戻ってきた愛車シャレードにひさびさ乗る。

地味でブランド力もない車だが「良いものは良い！」と改めて感じた。
小さくて軽いこと(660kg)が最大の武器だが、ただそれだけじゃない。
足回りがこの時代の日本車にしてはスゴくしなやかでステアリングの中立性がシッカリしているのだ。

この感覚は一昔前のフランス車を体験してる人じゃないと分かんないだろ〜な。
何となくシトロエンvisaやプジョー104系(乗ったことあるのはタルボサンバカブリオレだけど笑)に似てる。
当時、この車達の足回りの良さには本当に驚いたものだった。
（注：決して足回りがスポーティーってワケじゃなく、しなやかで柔らかい。けど中速域のコーナーではしっかりと安定する足）

この感覚を知ってるからといって商売に結びつくことじゃないけど、
これを経験してるのはオレの財産ね(^-^)/

キリキリ

オレは　”アンチ高級車だ！”　と強がってみる。

やはりオレは徐々に高級車から離れていこう。なんか性に合わない気がする。
よく考えてみれば店の名前《ガッティーナ》って日本語に訳すと「可愛いメスの子猫ちゃん！」っていう意味で、
イタリアの小さい車たちがちょこまかちょこまか元気に走り回る姿を子猫とダブらせたワケ。
だからこれからは迷わず小さい車中心にしなきゃいけないんだ！うんうん。

そうするとおのずとちょっと旧いヨーロッパ車になるわけだ。
パンダ、ウーノ、プント、キャトル、サンク、ルーテシア、AX、2CV、ゴルフ、ポロ、ミニなどなどが中心となってくる。
それらはデザインも良ければ乗り味に味もある。
ただ問題は仕入れが出来るか？だ。

正直、何だかんだ言ったって高級車って好き。いい部品使っていいエンジン載せてて確かに満足することも多い。
だからついつい高級セダンなんかを仕入れちゃったりしちゃうんだよなぁ。。。（泣）
何を隠そう、今現在、オレも当時のシトロエン最高峰、95年式XMエクスクルーシヴに乗っていて満足度も高い。
ただこれからは「アンチ高級車だ！」と言ってるんだから手放さなきゃいけないかな。

自分を信じて「アンチ高級車でいくぞ！」うんうん。（少し無理があるかな　笑）

中古車屋ってホント難しい。

キリキリ

ひとりごと。。。

「高級車もブランドも金持ちも大嫌いだーー！」

と常日頃から言ってるオレだが、ただの妬みでしかない。買えないだけなのだ（泣）
事実、フェラーリは好きだし、その他美しいものには非常に高い興味がある。
またそれらが高いのも納得せざるを得ない。ただ、現実的に買えない。
オレら貧乏人は、「衣食住」にもバランスよくお金を掛けなきゃいけないからね。

オレは《高級》や《美しい》に対抗できる、「安価で魅力的なもの」はないのか？って、日々考えてる。
そしてそれを《ガッティーナ》に反映されてるつもりだし、その商品全てが「満足していただける」と確信しています。

《ガッティーナ》は貧乏人の味方です(^o^)/

キリキリ

大阪食い倒れ納車　

先日、Kさまにお買い上げいただいたフィアットパンダセレクタを
大阪まで納車に行ってまいりました。
もちろん自走です♪

写真の「男」は毎度同行のNっち。

地方納車の楽しみは、現地でお客様の顔を直接お話ができること、
そして現地の美味しいものを食べて帰れることですね。（そっちのほうが楽しみだったりして　笑）

ただ、自走していくことの不安もかなりあります。
途中でトラブったりしないか？事故に巻き込まれたりしないか？などなどです。
ですから細心の事前修理はもちろんのこと、細心の運転で現地に向かいます。
正直、無事に納車できるか？との思いで緊張します。

納車する前にもいろいろな食べ歩きしちゃった（笑

パンダの良いところはMTでもATでもそれほど変わりません。
まずはスタイルですよね。内外装ともに完成したデザインを嫌いな人はいないでしょう。
また走行性能（パワーがあるとかないとかの問題ではない）がしっかりしてるところもパンダの特徴です。
エンジンの搭載位置が車軸より前にあり、前輪駆動（FF）として最大限のトラクションが掛かるのです。
ですからあんな可愛く小さいボディなのに高速での直進性が素晴らしいです。
（それはこの時代のFFフィアット全車の特徴ですね。）