一球入魂

141パンダの状態が良いものがいよいよ無くなってきました。外装や機関の状態はもちろんのこと、10万キロオーバーになってくるとかなり内装も傷んできてます。ただ、内装をリセットするにはそれ相応の手間とお金とセンスが必要になってきます。だからなかなかそこまでの作業には踏み込めない。。。

ステッチの入れ方に苦労しました。

でもこの希少な4×4は思い切ってやるしかない!と判断し、1000cc時代にあった黒のビニールレーザーシートをモチーフに、ベージュ(茶?)のビニールレザーに張り替える作業を開始。特にダッシュ廻りの作業は配線も絡んでいるので超面倒臭かったですがここまで終わりました!残すところは前後シートとサイドパネルの張り替えです。S様、お楽しみに!

キリキリ酒井

中古車屋の勝負でもある。

ムルティプラの足回り&ブレーキ周りリセットの図。

アッパーマウント交換は重要

前後ショック(アッパーマウント、ベアリング含む)ロアアーム、スタビリンク、タイロッドエンド、ブレーキローター、ブレーキパット、前後ブレーキホースなどなど、最低ここまでやると10万キロオーバーの車でもシャキッとしますね。ただ、一般のユーザーは『問題なく走ってるし、特別不自由感じないから…』と言ってなかなかこの作業をやりません。そしてこの作業に辿り着く前に手放してしまいます。ウチはムルの特殊性(この車の代わりがないこと)を理解してますから相場より高くしても売れると信じ、この作業をやってから納車するようにしています。(特に左ハンドルだとなおさら)

このあと、タイミングベルト、ウォポン交換の作業に入ります。S様、もうしばらくお待ちくださいませ!

#ムルティプラリセット作業 #忘れ去られた迷車専門店

キリキリ酒井