今日はGW前納車を希望するお客様の為に
ランチアKセダンの車検に早朝から行ってきました。
予備テスター屋での事前チェックも問題なく終わり、
なんなく車検も取れるだろうと臨んだ本番のラインで
思わぬ落とし穴があった。
以前から並行輸入車のシートベルト警告灯の不点等で苦しめられてきたことがあり
気を付けて行ったんだが、今回はレンズカットのケチが付いた。
本国の右側通行用のレンズカットのままだったのだ。
右側通行用のライトが付いてると、左側通行の日本で走ると
対向車よりに明かりが向いてしまい眩しくなってしまう。
本国で右側通行のD車はもちろんその対策をしている。
並行輸入車は新規のときは一時的に改善してるのか、
それとも当時の検査官が甘かったのか?
そのまま右側通行用のライトのまま流通してる車が非常に多い。
今回もそれに引っかかったわけだが、
僕は噛み付いた。
「2年前の車検ではOKだったぞ!」って。
もちろんH検査官は
「今がダメならダメです。」
の一点張り。
こっちも引き下がらず、
「2年前の車検で不具合を見逃した責任はないのか?」と。
検査官も
「2年前はOKだったとしか言いようがない!」
「裁判でも何でもしたらいい!」と。
コノヤロ~ 2年前も今のライトのままで通ったんだ!
そんないい加減な話があるか!と思ったが、
僕も何とか通したいからこの場は引き下がり、
検査課の受付まで行って、担当にいっぱい愚痴ると、
気持ちはわかるがどうしようもできない・・・と言われ、
「ただレンズカットが問題でも、右上がりにならなければ問題はないよ。」
とのヒントをもらい、再び予備テスター屋で策を講じること30分。
どうにかライトマップがフラットに調整できたところで再検査2回・・・
どうにか合格しました~♪
Kさん、どうにかGWに乗れるようになりました!
皆さんも並行輸入車のレンズカットには気を付けましょうね。
GATTINA