車検のハナシ。

気が付いたら『朝イチ車検』が僕のライフワークのようになっている今日この頃ですが、初めて自分でユーザー車検に行ったのは25年くらい前ですからかなりのベテランではある(^_^*) でも何回行っても毎回緊張するのが車検。そして検査官にも気を遣い媚を売る。緊張する理由は現代の車なら目を閉じてても楽に通るのに古い車だと整備していってもライン上で何言われるか分からなくて不安だからだ(´∀`)

ちなみに車検って車が調子悪くても通っちゃったりするし調子が良くても通らなかったりする。ちなみにブレーキ、スピードメーター、サイドスリップ、排ガス、灯火類が問題ないなら合格しちゃう。だから車検通すことと整備は別物と考えて欲しい。古い車は特にね(^o^)

キリキリ酒井

代わりのない車。

僕が子供の頃はエンジン音を聞いて車の車種を当てられる特技を持っていた。『ん!これはブルーバードだ!』『あ、これはN360だ!』みたいな感じで。今思うと中学生でそんなことをやって自慢してるヤツは居なかったっすね(笑)昔はメーカーによるエンジンの個性がしっかりあった。だから子供でもしっかりそれを感じられたし当てることが出来たのだ。今はどうだろう?長いこと車屋やってるけど当てられる車の数は本当に少なくなった。当てられたとしても90年代の車までじゃないかな?それくらいエンジンは没個性になってしまった。(いやエクステリアも無国籍でエンブレム見ないと当てられない時代に入った)

最近、クルマ選びの基準がデザインから『個性的なエンジン音がする車』に変わってきた。いや昔からその基準は持っていたんだがここ最近より一層そう考えるようになった。あとは『その車の代わりがないこと』が僕のクルマ選びの基準。デザインで選ぶと今乗ってる車よりもいいデザインの車が出てくれば性格的に浮気したくなるしね。その点、『こんな車はもう出てこないだろう…』って判断出来れば購入に向けて加速が付くわけ(^。^)

具体的にどんな車が対象になるのか?僕的に何台か上げて見ますね。

アルファロメオのV6エンジン群

BMWの直6エンジン群

日産のL6エンジン群

エンジンで選ぶと以上な感じですが、人のよってはまた別な基準で代わりのないエンジンがあるでしょう。

あともう少し広範囲な選び方すると、

国産の360cc群

キャブ車一般

も外せない代わりがない車たちになってきます。

ここ最近の具体的な車種で代わりは出てこないだろうなぁ…って車が

ムルティプラとスマート

ムルティプラは3×3のシートアレンジで前に3人乗れることが魅力で今後も出てきそうにない。スマートは2人乗りの完璧なシティーコミュニティカー。軽登録出来る600ccの初期物だけが僕の対象範囲です(^o^)

皆さまはどんな車が

こりゃ代わりはないだろうなぁ

って思われますか?

キリキリ酒井

 

 

 

変顔だけがムルじゃない!

とかくマイチェン後のムルティプラは残念がられますが、そんなことない!ムルの最大の特徴は3×3のシートアレンジにあるわけ。前に3人乗れる車ってそうはないからね。そしてこの後期型のエンジンは改良型でパワーもある!(厳密には初期型後期型からと言われてます)

あと、今回入庫したムルはELXプラスで電動スライド式のガラスサンルーフを2連装しててチョットだけ豪華仕様(^。^) 白のボディーカラー生かして黒バンパー仕様にするのもアリかもね(^o^)

キリキリ酒井

2018明けましておめでとうございます!

そういえば新年の挨拶を忘れてのいきなりのブログスタートでしたね(´∀`) 今年もヨロシクお願いいたします(^o^)

先日のブログは少し反響があって色んなコメントが頂けました(Facebook上で) 皆さん、意外にもしっかり治していく派だったので嬉しく思いました。ただ修理をする側からすると複雑な気持ちでもあるんですよね。だって『幾らで治る』っていう保証もないままに整備スタートする車もあったりするわけですから『お客様お支払してくれるかな?』といつも不安です(´∀`)

で、改めて思ったことは

中古車は年輪を感じながら維持していく

これに尽きるかな?と。

もちろん常日ごろから神経尖らせて愛車と向き合うのも良いですが、多少の問題点も原因が明確に出来て慌てなくて良ければ少し先延ばしにして乗り続けることもバランスの良い乗り方かなと考えます。

そんなカーライフのお手伝いが出来たらいいな(^o^)

キリキリ酒井

多走行車の修理いろいろ話。

自分の車でもお客様の車でも『どこまで修理するか?』が毎度毎度の課題です。特に故障の先が見えない旧車や多走行車はなおさらです。例えばタイミングベルトの交換時期がきてその作業をやるとします。詳しい方ならご存知なように、タイミングベルト交換といってもそれだけじゃなく、テンショナーやウォーターポンプも一緒に交換するのが定番メニューです。ただ、多走行車の車であればそのメニューにプラスしてカムカバーパッキン換えたり燃料ホースも変えた方が良かったり走行の少ない車以上に出費が嵩んでくることが想定されます。全てが出来れば理想でしょうがお客様にも予算の限りがあるでしょうから『何を優先してやるか?』をお客様と念密に相談はします。

でも本音はやっぱり絞り込んでの修理よりは徹底的にお金を掛けてしっかり修理したいなぁ…って思う。

ただ、

ここまでお金掛けて蘇らせても新車になった訳じゃないからまた壊れる時が来るだろうな…

お客様はそれで良いのだろうか?

そんなことが頭の中をよぎります。

なんでも治して末長く乗っていただくことがポリシーの僕からすると提案しにくいことなんですが、乗り換え案も提案した方がいいのかなぁ…と思う今日この頃です。

キリキリ酒井