2台の空冷

ある某所秘密基地にあった車を全て買い上げ、
引き上げる計画が遂に遂行されました!
その話に乗ってくれたのは、それほど旧車に詳しくないボクの友人K(笑)

さっそくその中から2台の空冷車を預かりました。
昭和40年代の軽自動車はコストの関係などもあって
空冷エンジンがまだまだ多く普及していた時代です。
ただ、まともなエンジン冷却が出来ない為、
パワーを上げられない。
そしてエンジンの熱ダレもする。
冬はまともな温風が出ずに寒い。
などなどの問題点もあり、空冷から水冷化に動いていった時代です。

DSC03549NⅡ360ホンダマチックとサンバートラック360低床

ただ、今現在に趣味車として手に入れる場合、
水冷エンジンのリスクは非常に高いものがあります。
空冷では付いていない
ラジエター、ラジエターホース、サーモスタット、ウォーターポンプ
ラジエター液を冷却するための電動ファン、そしてファンスイッチなどなど
余分な部品がたらふく装着されているからです。

5年も6年も水冷エンジンを寝かしていた場合、
それら部品がちゃんと機能してるか?
そして機能していなかったら部品は手に入るのか?
などを考えていたら、昔は空冷エンジンのウイークポイントであった点が
利点として捕らえることが出来るんです。
何せ作りがシンプルですからねww

なのでまずは空冷エンジンを仕入れることにしたのです。

それでも長い沈黙の中から復活させるには色んな苦労があると思います。
例えばブレーキ。間違いなく終わっちゃってますから
シリンダー等のシール類は総交換しなければいけないでしょう。

それでも魅力的な昭和40年代の軽自動車たち。
頑張って復活させていきますよ!

キリキリ酒井

カテゴリー : 日本車

投 稿 日 : 2015年9月12日