プジョー508入庫!

またまたウソですが、
現在405を乗ってる自分としては
気になってた車。

そしていつもナイスな伊訳をしてくれる中村氏も
406に乗ってる以上、気になっていたことでしょう。

 

まずは508の試乗インプレッションご覧下さい!

 

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[ Peugeot 508 ]
LE NOSTRE IMPRESSIONI DI GUIDA
Pubblicata il 19/01/2011

[プジョー508]
試乗インプレッション
2011年1月19日 原文記

3月の終わりには、目のあたりにすることになり、そして買うことができるだろう。
が、その日を待たれる間、試乗してみた私たちが、どんなものか?をお伝えしよう。

プジョー508は、ベルリーナとステイションワゴンがラインナップされるだろう。
このクルマは、重要な位置を占める。
というのも、以前の2つのモデル、407と607に直接取って代わるものになるからだ。
期待の一台である。で、この508、フランスと中国で製造される。

私たちは、シリーズの中から、ラインナップの頂点である、
204馬力のGT2.2HDiオートマティックを走らせてみた。

GT: quadrilateri all’avantreno.

GT専用 : フロントの足周りにダブルウイッシュボーン。

と、ここで一瞬立ち止ってみよう。508GT、正にトップ・オブ・レンジに相応しい。
その仕立て?そのパフォーマンス?、いや、それらの向こうにこそあるのだ。
そのボディーのうちに、それらを超えるなにものかを“持っている”のである。

フロントサスペンションは、他のバージョンでは、
古典的形式であるマクファーソン(ストラット)が採用されているが、
GTだけは、それにかわり、ダブルウィッシュボーンが組み合わせられている。
洗練された選択だ。
これが、この試乗への私たちの好奇心をよりかき立てる。

Veloci in souplesse.
しなやかにに速い。

508のドライバーズシートは、大変に居心地が良い。
たっぷりと良い形に造形されたソファー。諸々の調節は電動。

眼前には、美しい計器類が漆黒のバックグラウンドの上に配されている。
そして中央には、「重要な」パネル。上部は、柔らかい素材で仕上げられている。

スタートボタンを押そう。(件のパネルの妙に極端に左に配置されている)
ギアはすでにドライブに入っている。ご主人様を“お待たせ”したりしないのだ。

素晴らしい推進力。この2.2ターボディーゼルは、
450ニュートンメートル(≒45.9kgm)のトルクを既に2000回転時には発生している。
が同時に、加速中僅かながら騒がしい。

とにもかくにも存分なものがある。
晴れがましいまでの喜びの中、4.79メートルのこの車を、
ディーゼルのために伸ばされた美質をもって疾駆らせるために。

それがプジョー社が公表しているすべてではないが、0-100km/hは、 8.2秒。
運転は楽しく、スムーズだ。
ステアリングの負荷はこの手の位置付けのクルマにとって適切で、
正に生気に溢れている。とは言え、そう、いわゆるスポーティーとは別種のものだ。

508GTは、信頼して、安全に、速いスピードでカーブにアプローチさせることが出来る。
ターンインの好ましさと18インチタイヤの横方向の高いサポート力のおかげである。

オートマティックギアボックスは6速。ステアリングに大きめのパドルが与えられる。
これが、目眩くドライブに誘ってくれるのだ。
更に、スポーツボタンがあり、変速スピードを速めてくれる。

パドルの機能は、いつでも好きな時に「呼び戻す」ことが出来る。ドライブに入っている時でもだ。
また、同じモードで続けてセンターコンソールのシフトレバーも選べる。

ギアチェンジは、なかなかに滑らかで、充分に速い。
これ故、非常にファン・トゥ・ドライブなのだ508は。
がっちり骨太」けれども、ハード過ぎない、そんな仕立てである。

Buona stradista.
グッドロードゴーアー。

旅は、508GTにとって、正に正鵠を射る、と言える場面だ。
広々としたコックピット、ドライバーフレンドリーなギアの快適さ。
特別にパーソナライズ出来る高レベルな装備
(例えば、ブログラマブル・ヒーターだの、19インチの合金ホイールだの)。
どれもが旅を盛り上げてくれる。

発表によれば、荷室のキャパシティは、
リベアキット(工具、パンク修理材など?)を含め、515デシ立方メートル(同リットル)。
開口の敷居は低く、底面は充分に深い。控えめなアクセスランプ(荷室灯)、
それに(テール)ライトクラスターの形状故だ。

Prezzi.
価格。

試乗に供された508GTベルリーナ2.2HDiは、37,501ユーロ(≒ 4,162,611円)。
このセダンには5つの仕様があり、
23,551ユーロ(≒ 2,614,161円)の“アクセス1.6”でガソリン仕様の120馬力、
ロボタイズドミッション、これから始まる。

ステーションワゴンに手を伸ばしたい向きには、あともう800ユーロ(≒ 88,800円)をご用意頂きたい。

より詳細なインプレッションと技術的な研究は、
最近のクアトロルオーテ、本誌2月号でレポートしているので、キオスク・新聞売店などでお求めください。

Andrea Stassano
(アンドレア・スタッサーノ 著/中村雅裕 訳)

元記事アドレス
http://www.quattroruote.it/notizie/primo-contatto/peugeot-508-le-nostre-impressioni-di-guida

1ユーロ = 111.21991 円 (20110204)

 

みなさんいかがでしたでしょう?
元ネタの508の写真を見ていただければ
作りこみは既にドイツ車レベルといった感じです。

ただ、僕らが知ってるクラッシックプジョーの味は残ってるんでしょうかね?
僕は504あたりからプジョーの個性を知り、
205、405、505、605、406
どれを乗ってもプジョーの個性を感じることができました。

今のプジョーはラインナップの中で同じような個性は存在してるんでしょうか?

最新のプジョーたちを乗り比べてみたくなったなぁ・・・

 

GATTINA