さて、今日は調子に乗って「中途半端に旧い車」ってなに?を考えようと思います(笑)
簡単に言うと、「部品の流通が極端に悪くなってきてる車」と考えます。
前回のブログは少し反響がありまして、
「中途半端な車をやめないで~」「頑張って~」
の声も上がりました。
ただ、それこそ中途半端に販売してしまうと、中途半端に故障して乗れない車になり
お客様に迷惑かけることになってしまいます。
そうならないかどうかを僕ら中古車屋は販売前に見極めなければいけません。
いや、仕入れる前に見極めなければいけません。
現時点での「中途半端に旧い車代表」はどんな車でしょう?
まず、年式的に考えると15年前から30年前くらいの車。
すなわち83年から98年あたりの車が中途半端に旧いと考えます。
83年以前の車も中途半端に旧く感じる車もありますが、かえって人気が高く部品が流通してたりする車もあります。
ただ、さすがに30年以上前の車ですから、ウチでは「充分に旧い車」にカテゴリー分けしています(笑
逆に98年より新しい車は「充分新しい車」にカテゴリー分けしています。本当は充分に旧い車なんでしょうけど(笑
この「中途半端に旧い車」は、実は僕が新車もしくは新車に近い状態で扱っていたことのある年式の車たちです。
魅力的な車がたくさんありました。
フィアットパンダ/ウーノ/レガータ/リトモ/ティーポ/クロマ/プント
アルファロメオ75/145/155/164/スパイダー
ランチアプリズマ/デドラ/テーマ/カッパ/イプシロン
プジョー205/405/605/306/406
ルノー5/21/25/エクスプレス/ルーテシア/トゥインゴ/メガーヌ
シトロエンAX/BX/ZX/XM
いかがですか!今でも魅力的に感じる車たちばっかりでしょう(笑
ただこれらの全ての車が「中途半端に旧い車」に属していると考えます。
それら車は修理を諦められ、捨て猫のようにどんどん置き去られていってしまいます。
そうなれば僕は延命治療するしかないですよね。
でも確実な里親も見つからないのに、治療費だけがかさんでいく。
慈善事業のように見えるかもしれませんが、非常に苦しいことなんです。
僕は皆様に迷惑を掛けないために、そして無駄な深追いしない為に、
これらの車たちの扱う量を減らすまたは販売方法を変えようと考えています。
今時点での僕が深追いしないで済む販売方法は3つあります。
①現状の状態で渡して、お客様がフトコロ具合と相談しながら段々と状態を良くしてってもらう。
②軽い深追い整備しながらも、お客様にはいつ乗れなくなってもいい約束と覚悟をして乗ってもらう。
③ヤフオクや業者オークションに出品する。
①と②は延命してくれそうな気もするんですが、③は次期オーナーに可愛がってもらえるかすごく不安です。
捨て猫=「中途半端に旧い車」が長生きできる方法って何か無いでしょうか?
なんか支離滅裂になってきたので、次回のブログでまとめたいと思います。
キリキリ