これが最終回になるかな?
本来ならタイトルを「うどん食い倒れin香川」にしなくちゃいけないかもしれません(笑
すでにフェリーの食堂と納車途中で2杯喰ってはいましたが、
テレビのバラエティなんかで見るうどん屋さんにはまだ出会っていません。
そのイメージは、
「民家みたいなところにおばちゃんが居て、全てセルフでうどんを仕上げるところ。」
まさしく一件目の宮川製麺所はそんなところでした。
茹で上がってるうどんをトレーから器に移し、
暖かいダシ汁の人は自分でうどんを湯がいて、おばちゃんにダシ汁を入れてもらう。
そして薬味や天ぷらなどのトッピングは好きなものを好きなだけ乗せる。
(冷たい汁の人はおばちゃんが入れてくれる)
初体験の僕らはかなり戸惑いました。
会計もいい加減なもんで自己申告制(笑
そんな大らかさ加減がかなり気に入りました。
ちなみに暖かいおダシを入れてもらって薬味を入れようとしたら、
「まず何も入れんで飲んでみぃ」とおばちゃん。
「うまい!」これぞ香川の味!(なのか? 笑)
「いりこ」の効いたダシ汁は完璧。
んでその後、しょうがとネギを入れて再び飲んでみると
まったく違う味に!(コレも美味しい)
よくラーメン屋でも食べる前にコショウ入れたりすることってあるじゃないですか。
「まずは何も入れずに食す」
改めて再認識した次第です(^^
今度はおばちゃんが残ってるダシ汁にコショウを振りかけ始めました。
「飲んでみぃ」
あらビックリ!人気店の塩ラーメンのスープの味になりました(笑
本来、香川の人は「ぶっかけ」が基本みたいですね。
そう、冷たいダシ汁をうどんにかけるやつで、
そのほうがうどんの「シコシコ感」が味わえるからのようです。
でも個人的には暖かいダシ汁が気に入ったなぁ~
あ、宮川製麺所の天ぷらはどれも揚げたてで美味しかったですが、
サービスでいただいた「こんにゃく天ぷら」は初体験だったけど、かなり気に入りました(^^♪
予約で生うどんを注文して宮川製麺所を後にしました。
さて、その後はお寺巡りです。
弘法大師さまがお生まれになったところとされる「善通寺」に。
広い敷地にびっくり!歴史を感じることが出来ました。
(ちなみに向かいにあった熊岡菓子店で「カタパン」買う 笑)
その後、善通寺駅まで歩き、一駅となりの琴平駅に電車で向かいます。
そして森の石松好きなNさんの誘いで「こんぴらさん」へ。
本堂までの785段の階段は、鈍りきったカラダには正直こたえましたね。
でも無事に本堂まで辿り着いて、お願い事をいっぱいしました(^^
(あ、途中でおばちゃんに呼び止められ、しかたなしにうどん一杯喰う 笑)
宮川製麺所でかなり満足したとはいえ、気持ち的にはまだまだ未消化な状態。
琴平駅に戻って、今度はタクシーで「山下うどん」を目指します。ここも朝にホテルの従業員さんから聞いていた有名店です。
ここの店は先ほどの宮川製麺所と比べると、大きい店でドライブイン的な店。
もちろん美味しかったですが、雰囲気は宮川製麺所の圧勝(笑
タクシーを外に待たしてあったので、軽く2杯喰って今度は琴電の無人駅に向かうことに。
(300円ほどのうどんを喰う為にタクシー代3000円也~泣)
ローカル線の旅はいい出会いもありますね
本来なら善通寺からJRで岡山に出て、サンライズ出雲で帰る予定だったんですが、
まだ時間がありそうだったんで、琴電に乗って高松駅に向かい、
そして高松港からフェリーに乗り宇野へ行き、宇野から岡山に出てサンライズで帰るルートに変更。
うどんを喰いきってない不満もあったんですが、
なにせ移動にタクシーを使うような場所しかなかったので断念し、計画通り高松入り。
高松は大きな街でした。ゆえに何処に入っていいのかもわからず、適当な喫茶店でお茶。
そしてお土産の瓦せんべいを買い、帰ることに。
最後は僕自身始めての寝台特急「サンライズ出雲」に乗って(実際に乗ったのはサンライズ瀬戸)
旅の醍醐味を満喫しながら帰ることができました(^^♪
(シングル個室は少し贅沢なくらい 笑)
この旅、昭和47年の三菱ミニキャブトラック360を無事に届けることが最大の目標でしたが、
達成したとはいえ、ただの食い倒れの旅だったようです(笑
今回の旅を実現してくださったKさんと、ご同行いただいたNさんに改めて感謝申し上げます!
終わり。
GATTINA